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●弱視に関するQ&A
●視力とは?
  ふーみん(弱視者)のホームページから
●視覚障害とは?
●私の視力と眼疾
●弱視とは?
●弱視者へのサポート/グッズの概要
●大きく見えるようにする方法
●ルーペ
弱視って?
なあに?

ゆきこさん(弱視者)のホームページ
  弱視に関するQ&Aから・・・

Q:どのくらいの視力だと弱視というの?
A:だいたい、視力が0.3くらいまでを弱視と言います。
Q:メガネやコンタクトで視力はよくならないの?
A:メガネやコンタクトで矯正しても視力が0.3よりよくならないのが弱視です。メガネやコンタクトでは矯正できない場合も多いです。
Q:視力が弱い以外に、どんな症状があるの?
A:病気によっていろいろです。視野が狭かったり、暗いところでは見えなくなったり、まぶしさに弱かったり、色がわかりにくかった閨A眼球が絶えず細かく動くために一点を見つめるのが苦手だったり、・・・ひとによっていろいろです。
Q:生まれたときから目が悪いの?
A:弱視になる原因は様々。生まれつきの病気で弱視の人もいれば、病気や怪我が原因で、人生の途中で弱視になる人もいます。ずーっと同じ視力の人もいれば、進行性の病気で、視力がだんだん下がり、失明するかもしれない人もいます。
Q:弱視の人は何人くらいいるの?
A:日本にはおよそ35万人の視覚障害者がいます。正確にはわかりませんが、そのうちの7〜8割は弱視者です。意外でしょう? 視覚障害者というと全盲の人をイメージする方が多いんですが、実は、ちょっとは見える弱視者の方が圧倒的に多いんです。
Q:弱視の人は、新聞や本はどうやって読むの?
A:人によっていろいろです。何も使わないで読める人もいます。自分の視力にあったルーペを使う人も多いです。拡大読書器と行って、テレビみたいな画面に文字を拡大する装置を使う人もいます。拡大写本と言って、ボランティアが大きな字に書き直してくれる本を読むこともあります。また、視力がうんと低い人は、目では読まずに録音図書やパソコンの音声読み上げソフトを使ってます。
Q:字を書くときはどうするの?
A:これも人によっていろいろです。普通に鉛筆やボールペンなどで書く人もいます。サインペンを愛用してる人もいます。拡大読書器の画面を見ながら書く人もいます。音声ワープロを使って書く人もいます。
Q:遠くを見るときはどうするの?
A:これも人によっていろいろです。単眼鏡という、小型の望遠鏡のような道具を使う人が多いです。いろんな倍率のものがあるので、自分の視力にあったのを使います。でも、視力が弱くて、そもそも遠くは見えないという人も多いです。
Q:歩くときは白い杖を使うの?
A:これも人によっていろいろです。ある程度見える人は、白状を持たずに歩くことが多いです。でも、車や障害物が見えずらくて歩くのが怖いと感じる場合は、白状を持つことになります。また、弱視の人は、はたから見て「この人は目が悪い」とわかってもらえないことが多いので、車や自転車の人などに気を付けてもらうために白状を持つこともあります。でもね。弱視の人は、全盲の人と違って、白状を持つことに心理的に抵抗が強いのです。できればもって歩きたくないと思ってる弱視者が多いように思います。
Q:弱視の子どもは盲学校に行くの?
A:最近は、特に小さいうちは地元の普通学校に通う弱視の子どもが多いです。弱視学級のある学校が通える範囲にあれば、そこに行く子が多いですね。中学、高校と進むときに、きめ細かい指導を望んだり、視力が下がったり、地元の学校で友だち関係で行き詰まったりして、盲学校に進む子どももいます。また、視覚障害の他にハンディを併せ持ってる子の場合は盲学校を選択することが多いです。
Q:弱視の人はどんな仕事をしているの?
A:それはもう、いろいろですよ。視覚障害者の昔からの職業として、あんま、鍼、灸師があります。治療院を開業したり、病院や老人ホームに勤めたりします。公務員や一般企業で、いろんな職種で働いてる人も大勢います。でも、やっぱり、弱視者への理解はまだまだで、就職は大変きびしいです。
Q:弱視の人に会ったら、どんなことに気を付けてあげた方がいいですか?
A:これも人によりいろいろです。が、わりと共通していえることは、弱視者は、ひとの顔が見えないので、弱視の人に会ったら、「○○です。こんにちは」というふうに自分から名前を名乗ってもらうととても助かります。あとは、ほんとに人によって違うので、その人その人に合わせて手伝ってください。
Q:さっきから、「いろいろ」ばっかりですけど、弱視者はこうですって、はっきり言ってくれた方がわかりやすいんですけど?
A:だって、弱視はいろいろなんだもん。ひとによって、視力も、見え方も、できること、できないことも違うんです。そこが弱視を説明するのに難しいところ。もし、弱視の人に出会ったら、その人の自己主張に耳を傾けてくださいね。
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ふ〜みん(弱視者)のホームページから・・・

●視力とは?
視力=矯正視力
 よく、「メガネを外すと0.01」という人がいますが、視覚障害の判定では、眼鏡やコンタクトレンズで矯正した後の視力(矯正視力)を問題にします。眼鏡等で矯正して正常視力が得られる場合は、近視や乱視で裸眼視力が0.1かそれ以下でも、視力に障害があるとはいいません(非常に不便であろうことは否定しませんが)。
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●視覚障害とは?
 次に掲げる視覚障害で、永続するものをいいます。「視覚」には、「視力」と「視野」が含まれます。
両眼の視力(万国式視力表によって計った者を言い、屈折異常があるものについては、矯正視力について測ったものをいう。以下同じ)がそれぞれ0.1以下のもの。
一眼の視力が0.02以上0.06以下のもの。
両眼の視野がそれぞれ10°以内のもの。
両眼の視野の2分の1以上が欠けているもの。
身体障害者等級基準(視覚障害)
1級 両眼の視力(万国視力表で測ったものをいい、屈折異常のある者については、矯正視力について測ったものをいう。以下同じ。)の和が0.01以下のもの。
2級
  1. 両眼の視力の和が0.02以上0.04以下のもの。
  2. >両眼の視野がそれぞれ10°以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が95%以上のもの。
3級
  1. 両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの。
  2. 両眼の視野がそれぞれ10°以内でかつ両眼による視野について視能率による損失率が90%以上のもの。
4級
  1. 両眼の視力の和が0.09以上0.12以下のもの。
  2. 両眼の視野がそれぞれ10°以内のもの。
5級
  1. 両眼の視力の和が0.13以上0.2以下のもの。
  2. 両眼による視野の2分の1以上が欠けているもの。
6級 一眼の視力0.02以下他眼の視力が0.6以下のもので両眼の視力が0.2を超えるもの。
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●私の視力と眼疾
 私の(矯正)視力は、右0.01前後、左0.03前後なので、身体障害者等級基準(視覚障害)に基づき、2級と判定されます。  私の眼疾は非常に複雑で、医学的に分かっていない部分が多いのですが、以下、現在までに分かっている範囲内で記します。
(矯正)視力 眼疾名 説明
両眼 医学的弱視 幼少時における、原因が特定できない視力の未発達。 弱視訓練で視力が向上する可能性もある。
眼球振とう  眼球が小刻みに揺れる。  いろいろな種類の揺れ方があるが、眼球の揺れが少なくなる位置がある場合には、その「揺れが少なくなる」方向を見ながら正面が見えるように、眼鏡に細工を施す(プリズムを装着する)こともある。  私は2年前、東大病院でフレネルレンズのプリズムを装着したが、レンズが劣化して曇ってくるとかえって見にくくなる。 原因、治療法ともに研究が遅れている。
眼瞼痙攣  眼瞼(まぶた)を開けると痙攣して、見にくい。  私は現在、ボツリヌス菌の出す毒素を注射して、まぶたを閉じる筋肉を弱める治療を、帝京大学病院で受けている。注射中の1分間は非常に痛いが、一定の効果がある。また私の場合に限って言えば、眼球振とうも何故か軽減する。
ドライ・アイ  目が乾き、疲れやすくなる病気。OA機器が普及している現在、ドライ・アイ患者は増えている模様。  私の場合、ドライ・アイであることは間違いないが、トータル的に見た重大度は低い。  
右眼 0.01前後 小眼球  眼球全体の発育不全。 治療法は無い。
小角膜  角膜の発育不全。
網脈絡膜欠損  眼球の奥の膜の発育不全。
上半部視野欠損 視野の上半分が欠けている。
近視  遠方からの光が、網膜より前方で焦点を結ぶ。  (通常、遠くは見にくいが、近くは見やすい)  
内斜視  視力の良い左眼を常用するため、右眼が遊び、両眼視機能が欠ける。  
左眼 0.03前後 網脈絡膜萎縮  眼球の奥の膜が萎縮している。  (この眼疾の存在は、実は疑問)  
遠視性乱視  遠方からの光が、網膜より後方で焦点を結ぶ。 (通常、遠くも見にくく、近くはさらに見にくい)  
ちょっと困ります
医者
タイプ1の医者 「良くなる方法は無いから、もう来るな」としか言わない
タイプ2の医者 それでも何とか、目を楽にする方法は無いか?」を真剣に考えてくれる
 上記のタイプ1の医者が大半で、タイプ2の医者が少ない(この3年ほどの間は、東大病院や帝京大学病院でタイプ2の医者に遭遇した)。
一般の人  次のように考えている人が多い
  • 医者に分からない病気はない。
  • 医者に行って検査をして貰えば、どんな病気でも遅くとも数週間後には結果が出て、治療を開始してくれる。
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●弱視とは?
 医学的に「弱視」というと「幼少時における、原因が特定できない視力の未発達」ほどの意味ですが、ここでいう「弱視」は「原因の如何を問わず、一定基準以下の低視力」ほどの意味です。  よく(特に過去において)「視覚障害=全盲」と思われていましたが、完全に目の良い「晴眼」と、完全に見えない「全盲」との間には、その中間状態の「弱視」が連続的に存在しています。視力の数字的には非常に幅が広い(0.01〜0.3くらい)のが、弱視の状況です。
よくある誤解
晴眼 弱視 全盲 だから
見える 見えない  弱視は、晴眼より少し悪いだけ。晴眼と同じ条件で、同じことができる。
目が良い 目が悪い  弱視は、全盲より少しマシなだけ。いずれにせよ、大したことはできない。
実は
晴眼 弱視 全盲 >だから
目が良い 見える。 一人一人異なった「見え方」と「見えにくさ」を持つ。 見えない  弱視は、一人一人異なった見え方に応じた(見えにくさを補う)補助により、残存視力を活用しながら、各人の能力に応じたことができる。  赤文字部分を除けば、これは弱視に限らず、すべての人間に対して言えることですが。
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●弱視者へのサポート/グッズの概要
 弱視者は一人一人の見え方が異なり、例外も多いので断定的なことはいえませんが、弱視者へのサポートの基本は通常、
大きく見えるようにする 大きく見えるようにする方法
明るくする 照明
見やすいレイアウト配色(背景色、コントラスト)にする
横書きから縦書きへ
黒字に白文字
濃い色の路面に黄色の点字ブロック
目をあまり使わないで済むようにする 音声
(点字は、一般的な弱視者は使用しない)
などです。

 例外の例としては、
視野が狭い 大きくすると、視野からはみ出して見えない
明るいと眩しい 暗い方が良く見える
などがあります。
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●大きく見えるようにする方法
 大きく見えるとは、網膜に結ぶ像の大きさが大きいということです。
 そのためには、以下のいずれかの方法をとる必要があります。
見たい物と目との距離を短くする。 物を近づける
目を近づける
体ごと近づく 
距離を極端に短くした結果、ピントが合わなくなった場合は、凸レンズを着用してピントを合わせる(見たい物の大きな虚像を作る)。 ルーペ
弱視眼鏡
レンズを組み合わせて、見たい物の大きな実像を作る。 単眼鏡
弱視眼鏡
見たい物の大きな写像を作る。 拡大読書器
拡大投影
パソコン等の拡大表示
見たい物自体を大きくする。 拡大コピー
拡大写本
大活字本
拡大文字による掲示
パソコン等の拡大表示
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●ルーペ
 拡大鏡、虫眼鏡ともいい、小型、低価格のため、弱視者にとってもっとも基本的なアイテムです。弱視者に限らず一般の人も使いますが、一般の人と弱視者とでは、倍率使い方がかなり違います。
倍率 一般の人 2〜3倍 優先度
高い倍率<広い視野
弱視者 5〜20倍 優先度
高い倍率>広い視野
使い方 一般の人 ルーペを見たい物に近づける

(目にはあまり近づけない)
弱視者 (高い倍率を得るため)
ルーペをに近づける

(ピントを合わせるため、見たい物にも近づける)
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