【HOME】 ※以下は視覚障碍者読書支援協会(BBA)会報 『虹』22号からの抜粋です



弱視児童・生徒の読書環境

 京都府亀岡市のボランティアサークル「点友会」では、平成10年2〜3月に全国の盲学校およびの小学校の弱視学級74校と中学校の弱視学級26校の 計169校を対象にアンケート調査し、134校(回収率79%)からの回答をまとめて「弱視児童・生徒の読書環境調査報告書」として発行しています。
 全国の盲学校等にハイテク拡大写本をBBAが寄贈する計画を進める上で、大変参考になる貴重な報告書ですので、この報告書の内容を抜粋・ 編集してご紹介しますが、角ゴシック体で文字の大きさや縦書き横書きは個人に合わせるというBBAのハイテク拡大写本の製作の方針の正しさが裏付けられる内容と なっています。
 回答した盲学校41校の生徒数の合計は2102人、そのうち弱視児は1244人(59.2%)。
 回答した弱視学級44校の弱視児の合計は1108人。

●視力の分布























●見やすい文字の書体・大きさ



























































































































































●みえにくい色
黄色40人
赤色30人
うすい色25人
みどり色18人
にたような色の区別13人
青色12人
茶色9人
ピンク色8人
白色7人
水色6人
赤と茶の区別5人
うすいパステルカラー5人
黄みどり色4人
黒色4人
青とみどりの区別4人
中間色4人
灰色4人
むらさき色3人
蛍光色3人
同色の濃淡2人
深緑色2人
黄色など明るい色2人
紫色と濃い色の区別1人
紺色1人
赤っぽい色にオレンジ1人
赤とピンク1人
メタリックな色1人
クリーム色1人
明るい色に白文字1人
 *うすい色は黄色・ピンク・白色・水色などを合わせると45%をしめ、見えにくい。
 *赤やみどり色・青なども見にくい色としてあげられているが、似たような色の区別がわかりにくい。



●拡大字の書き方













●カットや図























●教科書














●拡大コピー・拡大写本している教科

























●ほしい本


※「個人」は「手書き、ワープロ、拡大コピーしてほしい本」
  「図書室」は「拡大字本でほしい本」

●その他の意見
*教科書は挿絵や図もいれて作成している。
*小学校の社会科の学習には日本地図の拡大字本がほしい。
*教科書のグラフや地図がなどが見にくく不便を感じる。
*活字文字は見やすいが手書きも作っている気持ちが伝わり良い。
*国語・漢和辞典などの拡大字版がほしいという声があります。
*拡大読書器は図や地図が見にくいので、必要事項のみが載っている簡潔なものが欲しい。

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